2008年04月05日

ABXブラインド・テスト MP3 192kbps vs WAVE ファイル

オーディオ・マニアの鬼門(^^;、ブラインド・テストである。

MP3と非圧縮音源の対決である。

オーディオ圧縮技術の音質について
http://anonymousriver.hp.infoseek.co.jp/Audio-Codecs.html

ABXテストとABC/HR比較
http://anonymousriver.hp.infoseek.co.jp/ABX_and_ABCHR/index.html#foobar2000

このページに遭遇してしまったのが発端である。

下側のリンクにあるようにfoobar2000というソフトはABXブラインド・テスト用の
ソフトが付いていて誰でも簡単にテストが実施できるのが魅力だ(^^;

ブラインドはソフト側がやるので一人でできるのだ。

インストール時のオプションでABXテストモジュールを
明示的に指定する必要があります。(チェックを入れるだけ)

詳しくないがMP3圧縮ツールはLAMEが良いようだ。



基本的にMP3のような非可逆圧縮音源は嫌いだ。
なぜなら、数値的な劣化があるのは明らかだからである。
と言うことで外出時にMP3プレーヤで聴く以外は使用していない。

と言ってしまうとアレなので、
問題は「オマエにその劣化度合いが聴感上判別できるのか」というよくある話だ。(^^;

が、最近HDDにためたWAVE(FLAC)ファイルが多くなって、
「スキがあれば圧縮しようかな」と思わなくもないのだった。


6年ほど前に非ブラインドの超主観的な比較をやった。
詳細は覚えていないが

1.最終的に「圧縮するなら256kbpsくらいでいいか」と結論した。(^^;
2.圧縮率が小さくなると(原音に近いと)ヘッドホンでは判別不能で、
  スピーカにつないだ方が分かり易い。
3.特に残響成分、エコー感にまつわるところで差が出る。
4.分かり易い音源でないと、わかりにくい(^^;

「4.」の理由により所有CDすべてをテストするわけにはいかないので、
余裕を見て判別不能レートより大きなレートで圧縮するのが
良い選択と言える。

また、ジャンルごとにテストしたほうが良い気がする。

ということで、「どのソースでテストすればよいのか問題」は
残ると言えば残るな。


さてと。。。。




む、む、む。。。。。


(T_T)


全く、判別不能 (^^;


実は最初の準備段階と最初の2回目の判別まではしっかり比較すれば楽勝だった。

自分の中では確実に判別していた。

なので、3回目は手抜きで瞬間的に判定した。ら、ハズれた (^^;

えっ!?

そ、そんな。。。と、あらためて、A,Bの比較をしてみるが

それ以降はA,Bの判別が全くできないのであった(^^;

なので、テストにならない。 (オーーーイ



い、いいわけとしては(^^;

1.普段使わない密閉型の大型ヘッドホンの長時間使用でテストを開始する
  ころには頭がイタくなっていた。
2.判別しやすい場所を特定する作業に飽きる(^^;
3.PC接続のオーディオ機材はチープである。
4.ヘッドホンもあまり良いものではないかも。ボロボロだし(^^;
5.音自体あまり良くない気がした。

使用した機材:
ヘッドホン: SONY MDR−CD770
音源アダプタ: SoundBluster PX(改)
        電源部のレギレータICに電解Cを増設して
        特性を改善した物。
foobar2000 : MP3圧縮はLAME Ver.3.98 beta6

リベンジとしては
1.ヘッドホンを良い物に買い換える。
2.USB−DACのデジタルアウトを気合いの入ったDACを
  通して、気合いの入ったヘッドホンアンプで聴く(^^;

全部新調しないといけないのと、
それでもダメかもしれないと思うと


全然やる気が起きないのだった(^^:


が、

fujiwaraさんに分けていただいたA6HPA基板があることを思い出した。
最近USB−DACが頒布されていることも思い出した。
DAC3.5を作ろうとしていることも思い出した。(^^:

あとはヘッドホンが古くなったことを思い出せばいいんだな(^^:





。。。。。ぬぁにーーーーーーーー!!

不正解率だとーーーーーー!!!!



実は判定結果%の見方が逆だった。(オイ

60kbpsで試しても%が減るので???だったが
絶対判別できるデータで試して確認したら逆だった。

Probability that you were guessing は不正解率%を表すのだ

なので正解が多いほど値が小さくなるのだ。

練習段階で気づけよー>自分(^^;

そうすると絶対自信のあった2回はハズレ? (^^;
いや、絶対それはない。


どっちにしろA,Bの区別ができなくてテスト不能になったのは事実だ(^^;




その後、分かり易そうな曲で5種類くらい試してみたが、
いずれも差異の確認段階で判別不能。テストもできない(^^;




ググってみたが少なくとも日本語ブログで

「自分は192kbpsの違いが判別できた」

と書いている人はいないようなので安心した(^^;

そもそもABXテストをやろうと思う人が少ないと思われるが。

あと修行を積んでコツをつかめば判別能力が向上する気がしなくもないが
難しそうだ。


と思ったんだが、こちらの方は聞き分けているのを発見
ttp://mkppt.blog68.fc2.com/blog-date-200706.html



*結果は改ざんできる?!*
上に書いたfoobar2000のABXテストを推奨しているサイトでは
結果は改ざんできないとあったが、結果ファイルは
ただのテキストファイルなので、簡単に改ざんできちゃうんですけど。
少なくとも結果ファイルは暗号化してfoobar2000で解読、表示するように
なってないとまずい気がするんですけど。
そうしないと、いろんなところに掲載されている
ABXテスト結果自体が信用できないことになる。

あと、結果ファイルと比較に使った音楽データを1対1で
対応させる仕組みがなくて、結果ファイルにファイル名が書いてあるだけ。
これも、結果とデータが分離できないように同時に暗号化されなければ
意味をなさない。

詳しい方いたら教えてください。

ていうかマニュアル読んでないだけかな(^^;











ブラインド・テストとオーディオ

この件についてはいろいろ考えさせられる部分がある。(^^;

オーディオだけブラインドテストの「まな板」にのせるこたーないよな。
と思ってみるものの
目に見えるものは判断がつきやすいのも事実だし。

プラシボー・オーディオの特効薬の可能性が高い。<−意味不明だが(^^;

ネット上で「ブラインド・テスト」と「オーディオ」が結びついた記述が最近
気になりだしたのだ。

特にこちらのページでの「アンプのブラインドテスト結果」の
増加が気になるところである。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/ampblind.htm#stereophile2

気になるのは、当然、価格と音質の関係である。


近年でいうと、例の、非常に有名なステレオ誌の「ブラインド・テスト」事件。
ある意味、事件だった、かなと。
たしか「オーディオの科学」のページで見ただけでステレオ誌は持っていない。
試験方法に問題があるようだが、今見てもインパクトがあるな。ありすぎる。
http://www38.tok2.com/home/shigaarch/ampblind060520.htm
ここに出てくる9800円のアンプがTA2020デジタルアンプだった
ことはどっかに書いてあったが有名な話だ。(^^;
この結果を見る限り、音質面からいうとハイエンド・アンプというのは

「音質がハイエンド」ではなく
「値段がハイエンド」なのである。(^^;


と、言われて悔しいならもっと厳密な再テストを実施したほうがよいと思うが
そんなことをしたら

さらに、もっと、決定的に、徹底的に、根底から、打撃をこうむる可能性があるな。

いろんな意味から同誌での再テストは不可能だろう。

ハイエンド・アンプというのはステータス的な意味合いも大きいと思うが
「音質がハイエンド」なのかどうかは、明確にしてほしいところではある。(^^;

おおざっぱなところ300万円のアンプと10万円のアンプの
音質的有意差がない場合、300万円のアンプの音質的価値は10万円である。
が、290万円分の音質以外の部分に価値を見いだせればそれはそれで
別にいいんだが。。。そういうことだろうな。きっと。

お店やショールムでブラインド視聴ができると非常によいと思う。


消費者にとっては非常に有益であると思う。
よく、○格コムの書き込みで
「お店に行って自分の耳で。。。」
というパターンが発生しがちだが(^^;

将来的には、
「お店に行って自分の耳でABXブラインドテストして決めた方が。。。」
となるのが正解だろう。

店には紙と鉛筆が用意されいて、2種類の製品をブラインドで
10回聴いて判別していく。
10回中9回以上差が判別ができてなおかつその音の方が良い場合は
購入してもよいだろう。1回や2回の比較の場合偶然が排除できない
というのがそもそもABXブラインドテストの意味なのである。
有意差がない場合、音質以外の要素で決めればよいのである。

大切なのは統計的に十分な回数を繰り返すことである。

予算が足りないから泣く泣く安い物にしたのではなく
音質に違いがないので安い物にしたという非常に満足度の高い
買い物ができる強力な手段になるだろう。
当然、値段が高い方が音が良いという結果で買ったとしも
納得度は非常に高いだろう。


が、ブラインド視聴設備を持つ店にはメーカが商品を卸さないという
光景も思い浮かぶ。(^^;特にハイエンドメーカ。

さらには客が店員にいろいろつっこんで、価格差に対する説明に
非常に苦慮するだろうな。

音質には関係ありませんが「重さが80kg」あります
とか
音質には関係ありませんが「ボリュームがチタン製です」
とか
音質には関係ありませんが「出力が1000W出ます」
とか
音質には関係ありませんが「外観が非常ーーーにハイエンドです」(^^;
とか。

音質のブラインド・テストはハイエンド製品を持たない
「ローエンド業界?」にとって強力な武器になるだろうか?。

自社のローエンド・アンプと他社のハイエンド・アンプの厳密な
ブラインドテストで「有意差なし」が宣伝文句になるにはなる。

が、自社のアンプどうしでも「有意差がない」となると
新製品の音質的価値が見いだせない。(^^;

き、危険すぎる。

まだまだブラインドテストの影響は小さいと思うが
この波は止められないだろう。

世界各地で「有意差なし」の報告が蔓延する日も遠くない気がする。
そうなればハイエンド業界は暗黒の時代になるだろうな。


じつは、ハイエンドに限らず
実売2万円のアンプと10万円のアンプでの有意差はどうなのか
という点についても非常に興味があるのは事実だ。
上で9800円というのが出ているのでアレだが。

こちらのほうが現実味がある(^^;

たとえば

パイオニアAーD1 約2万円
ttp://www.yodobashi.com/enjoy/more/i/cat_1045_121_2161135/189944.html

マランツ PM−15S 約10万円
ttp://www.yodobashi.com/enjoy/more/i/cat_1045_121_2161135/35485578.html

半導体アンプ間では有意差なしという結果もあって衝撃的だ。

さらには真空管アンプでも300万円くらいの高性能になって
ひずみ率が低いと半導体アンプと区別がつかないという
なんとも皮肉な結果もあるようだ。

逆に「有意差あり」の結果のほうが価値が高いと思うが
そういう結果に遭遇できないのはある意味残念だ。


自作アンプのリファレンスとしてメーカ製アンプがあったほうが
良い気がしたのだが、AーD1でいいよね。

ということになる。(^^;

さらには、A−D1と同等の音ならば帰納的にハイエンドアンプと
同等の音なのか?

うーーーん

自分のなかでもう少し確信をもつために
有意差なしのテスト結果をあと50件くらい見たい気がする(^^;

当然、有意差ありでも良い(^^;


もっというと、このページの内容もインパクトありです。
http://homepage3.nifty.com/sakatani/omega/omega13/omega13.htm

さて、自分自身はどうなのよ と言う点についてだが



プラシボー大王です(^^;








さて上の方で
”世界各地で「有意差なし」の報告が蔓延する日も遠くない気がする”
と書いてみたものの、近いか遠いかはやはり難しいな。
どちらかと言えば遠いのかもしれない。

いったいブラインドテストを誰がなんのために行うかという点である。
メーカ主導で実施されることはほぼ不可能。
ローエンドメーカに冒険者がいれば別だが。




*音質の優劣は非常に難しい*

上の方では「音質の有意差」と書いたが実は「優劣判別」が
必要である。

「有意差」の判別ができないのに「優劣」が判別できる訳がない。
では、「有意差判別」ができたとして「優劣」はどう判断するのか。

これは「高音質とは何か」ということになり実は非常に難しい。
客観テストではなく主観テストになってしまう。
が、常にハイエンド・アンプが高音質という結果がでれば
それで良いと思う。

したがって、まずは「有意差判別」でよいのである。



*職業被験者の可能性*
自分がハイエンドメーカの社長だった場合の架空のはなしである。(^^;
職業被験者を雇います。

これは、非常に耳の良い、またはそう訓練された被験者である。
オーディオマニアの耳が特別優れているかどうかは不明である。
したがって、訓練された微小な違いを聞き分ける
被験者こそ価値があると考える。
この被験者に自社アンプの特徴を徹底的にたたき込み。
公正に「優劣判別」したデータを堂々と公表すれば良いのである。
ツッコミが入れば「あなたの耳のせいです」といえる。

はたして可能だろうか。





*Behringer A500 3万円*

http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/ampblind.htm#hiend
このページに出てくるアンプだ。
細かいところは省くが
総額4万円のシステムと200万円のシステムで
有意差なしの可能性が高いということである。

4万円のシステム:
アンプ Behringer A500 3万円
CDP 1万円

200万円のシステム:
アンプ 120万円
CDP 70万円

これで、「有意差がない可能性が高い」のは、かなり衝撃的である。

アンプが3万円もショックだが
CDPが1万円なのはもっとショックだ(^^;


ど、どうなってんだ、いったい。

さらに、オーディオマニアを冒涜するセッティングなのだ(^^;
http://www.matrixhifi.com/ppec.htm

http://www.matrixhifi.com/ENG_marco.htm の左の「BLIND TESTS」を
クリックすると英語で読める。

4万円のシステムを椅子の上に置きたい気持ちはよくわかる。

これで、どうだ!!!

ってことだろう。(^^;


アンプだけでなく、CDPの違いも含めて、
当然、分解すればトランスポート、DACさえ有意差なしの
可能性が高いと言うことになる。

1万円のCDPと70万円のWadiaである。



こわーーーーい

こ・わ・い です。



オーディオ業界が根底から覆される胎動を見た気がする。


ブラインド・テストは「黒船」だ。


オーディオ維新の前触れだろうか


Wadia6ってのを調べてみた。詳細は不明だが

ぬぁにぃーーーーーー!!

16年前のCDPだとWadia6 !!

さすがに いくら何でも古すぎる気がするが。

1万円のCDPは現行製品でした。


ぬぁにーーー!!

ゴールドムンドGOLDMUNDの真実(おまけ)
http://homepage1.nifty.com/iberia/column_audio_goldmund.htm

写真を見るとこのハイエンドCDPは限りなくローコストCDPに近い音がする
ということが理解できる。
拡大して見ると電解コンデンサや抵抗の銘柄、CDドライブもほぼ同じだろう。
トランスだけはトロイダルトランスを使用しているようだが
2万円の音が140万円の音になるとはとうてい思えない。(^^;
トランスをトロイダルにしただけで140万円の音がするなら

(修正):電源部はSW電源のままのようだ。トランスはノイズ対策の
絶縁トランスらしい。

これならうちのRコアトランスを使ったDACシステムは200万円の音がすると
豪語できる。(^^;

しかし、一体どういう神経のメーカなんだ。
なめとるとしか思えん。

ハイエンドマニアはなめられ放題だ。


したがって比較的新しい「2万円のCDPと140万円のCDP」が
ブラインドテストで有意差なしの例が1件増えたのと等しいと考える。

だって中身同じなんだもん(^^:

この二つをABXブラインドテストで聞き分けるのは絶対不可能だろう。






*自動アンプ切り替え器*
ブラインドテストを自宅で行うのは非常に難しい。
なので、2台のアンプを自動でランダムに切り替える装置があれば
良いのである。

2台のアンプは常に電源オン状態である。
切り替え器は夜中にランダムにアンプを切り替える。
いつどちらにつながっていたかは後で出力、照合できる物とする。
聴く側は今日はどちらのアンプかを記録していく。
毎日やれば10日〜20日で、週2回でも2ヶ月くらいで
結果がわかる。

これは、瞬時切り替えテストではなく、

「長時間視聴なら差がわかるはず」という主張に対する
答えになるだろう。

安ければ買いますけど。
posted by audin at 20:48| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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